Bread+Life パンコーディネータアドバンスのパンブログ

パンコーディネーターアドバンス/野菜ソムリエのNorikoのパンブログ。パン教室はお休み。

あんぱんの日の、変わりリメイクあんぱん

   

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今日は、あんぱんの日だそうです。

日本で最初のベーカリーの文英堂を創業した木村安兵衛が、2度にわたる店舗の火災にもめげず、試行錯誤を重ねて日本人好みのパンを研究し開発したあんぱんを、宮中に茶菓子として献上したのが1875年(明治8年)4月4日だったのだそう。

酒種酵母を使用したパン生地で小豆あんでくるんだパンは、実に画期的だったでしょうね。
私もあんぱん大好きです。

木村氏は、事務職として働いていた勤務先でたまたま西洋人宅の元コックと出会ってパンとも出会ったそうで、人生いつ何処で何があるか、本当に判らないものだし、だからこそ楽しいんだろうなあと思いました。

で、表題のあんぱんですが、思いつきで作ってみました。

先週末に、義実家へ法事で戻っていた時に、お菓子がたくさんお供えされていたのです。
義母一人ではとても食べきれないので、身内でありがたく分けて頂いて帰るのですが、今回残念ながらこちらのあずきの寒天寄せがあまり貰い手が付かなくて。


甘すぎることが原因かとは思われますが、ならば、「パンに焼きこんでみよう・・・!」と。

1個80gのこちらのお菓子は半分にカットして、リーンな生地で包みました。
今回、マイブームのフランスパン専用粉と牛乳を使った生地(チーズクーペ)にしてみましたが、できるだけリーンな方が私は好みです。
だって、このお菓子自体が十分甘いので。

6分割して、4つにこのお菓子を包みました。
後の2つは楕円に広げて粉チーズを全面的にふりかけ、くるくると巻き、ドッグ型に整えて。
また、このお菓子入りの内、2つには包丁でざっくりとクープを入れてみました。

出来上がり写真を見てみると・・・クープを入れても開くのと開かないのとができました。

断面図。
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加熱することで寒天部分は溶けてしまうのかな?と思いきや、意外と原形をとどめていました。

勿体無いの精神でリメイクしてしまいましたが、単体で甘すぎるものはこうやって再利用してみるのも面白いですよ。

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