あんぱん 他/守谷製パン@小田原
あんぱん140円
小田原のヒルトンホテルに泊まる際に、小田原近郊の親戚に会うために途中下車したというくだりは、箱根ベーカリーの記事中にも書きましたが、待ち合わせて次に向かったのはこちらの守谷製パン。
ランチのお店は反対側とのことなのでちょうどこちらのお店にも寄れるとのこと。
「おばちゃんがいつも並んどるでー」と義弟。
ハイ、私もおばちゃんの一人として並びますよ~。
商店街に入ってすぐの一角、確かに列が複数のレジに続いていますが、4人ほど待てば順番が回ってきます。
奥の壁の上の方にラインナップが書かれています。
看板メニューのあんぱんは当然買います。
驚きの断面図。
ほぼ、あん。
粒が残っていて、程よい甘さで少し塩気も感じられ、驚くほどの量でありながらもさっぱりとして食べられます。
パン部分も引きが強くて食べ応えがあるパンで、力強いアンパンだと思いました。
クリームパン140円
「ザ・昭和!」なパン屋さんではなんとなく買ってみたくなるクリームパン。
ちょっと固めのクリームは、まつむらサンドウィッチパーラーのクリームパンと似た感じ
コッペパン170円
ピーナツクリームを挟んでもらいました。
確かプレーンだと130円くらいかな?
張り紙に、マーガリンとかチョコレートとか色々あって、「あれって何かに挟めるんですか?」と聞いたらバターロールとか色んなものに挟めるとかで、コッペパンにしてみました。
その場でナイフを入れて、大きな缶にどっぷりと入っているピーナツクリームをヘラで掬って手早く間に挟んでくれました。
色んなラインナップがある中で、なんとなくピーナツクリームを選択しましたが、「このピーナツかね、バタークリームが人気あるよ」と教えてくれました。
しかも後で知ったのですが、この近くの秦野は落花生の産地でもあるんだそうです。
自分、ナイスチョイス♪と思っちゃいました。
その夜、ホテルの部屋で食べてみましたよ。
とろ~り。
贅沢なピーナツクリームの量。
コッペパンもクラムは弾力がありつつもふんわりで、こりゃいいな、と思いました。
上イギリスパン 350円
ライ麦パンと悩みましたが、「上」イギリスパンと書いてあるのに惹かれました。
「上カルビ」みたいな感じじゃないですか。
イギリスパンを袋に入れながら、お店の方が「これね、私大好きなの。美味しいよ~。ちぎりながら食べるの」とニコニコして話してくれました。
なんだか、いいなあ。
多分、もったいなくて律儀にカットしてしまうんだけど、いつも食べてるんだったら豪快に気にせずちぎって食べたいな。
あ、でも一応、うまくカットできなかった部分をそのまま食べてみたら、甘めのクラムが美味しかったです。
判る気がするなあ。
この大きなカタツムリのような形もおおらかでいいじゃないですか。
クラストのもっちりとした食感と香りのよさにうっとり。
トーストしてみましたが、カリッとした香ばしさも優しい甘さもいいですねえ。