Bread+Life パンコーディネータアドバンスのパンブログ

パンコーディネーターアドバンス/野菜ソムリエのNorikoのパンブログ。パン教室はお休み。

「ココ・カラ。和歌山」機能性フォーラム に参加しました♪

   

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ご縁があり、JAグループ和歌山さんが開催する、特設フォーラムにお招きいただきました♪

和歌山は、夫が学生時代を過ごした場所であり、また質のよい様々な果物の産地でもあるのでしばしばお取り寄せもしたりしています。
Juice+Life で作っているジュースで、イチゴや桃、キウイ、桃などを取り寄せたことが何度もあります)

そんな訳で、改めてその機能性を認識しながら、和歌山の食材にたくさん触れることができるとあって、ワクワクしながら雨の中、会場の渋谷東武ホテルへ出かけていきましたよ。


ちょっと気軽な気持ちで出掛けていったのですが、ホテルの大広間で本格的なパーティーの様相…。
なんと仁坂 和歌山県知事も、和歌山県出身の料理研究家 貝谷さんとともに冒頭のミニトークショーに登壇されるなど、和歌山県の力の入れようもひしひしと感じられます。
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お二人とも在イタリア経験がおありのようで、イタリアと和歌山県の食材についての談義も興味深かったです。

乾杯は和歌山といえばまず梅という連想どおり、梅酒で。
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お食事の前に頂いてしまうと私には効きすぎてしまうので、お食事の途中で…と思ってたら写真撮りそびれてこんな写真になってしまいました。

和歌山県産の食材をふんだんに使用したお料理がずらりと並び、同じテーブルの食通さまたちと連れ立って、あれこれと頂いてきましたよ。
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手前のは、生ハムとオランダえんどうのピンチョス。
オランダえんどうは、昭和24年カナダのバンクーバーから導入され、その名が付けられ、栽培が広がったそうですが、なぜカナダえんどうじゃなかったのかが面白いです。

その左は、鮪のカルパッチョ梅肉ドレッシング。
鮪をこんな風に南高梅で和えると脂もさっぱりとして食べやすいですねえ。

さらに時計回りに、水菜と大根とカリカリじゃこのサラダ。
水菜は近畿地方では昔から食べられていますよね。
大根は「布引大根」「紀州大根」など和歌山県のものがあるとは知りませんでした。
野菜ソムリエとしても興味深く学ぶことがたくさんあります。

右上は、金山寺味噌と野菜スティック。
食べる味噌としては確固たるブランドを築いています。
野菜につけると本当に進みますね。

この次にあった筈の天ぷらのプレートは、ちょっと出遅れるともう跡形もありませんでしたが、ま、それ以外でもかなりもりもり頂いたのでいいかな。

温かいお料理の部。
毎度のことですが、盛り付けをもっと綺麗にできるようになりたいなあ。
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手前は鮪のソテー梅肉ソースで、いたく気に入りました。
梅肉ソースは私には鉄板材料なのです。梅大好き!

時計回りに、うめどりと白菜・大根のポトフですが、割愛して大根のみに…。

熊野牛のロースト なすと金山寺味噌のミルフィーユ添え。
脂が実は苦手でなのですが、これは甘くて美味しいなあと思いました。
付け合せもいいのかもしれません。

ちょいと白菜に隠れていますが、オランダえんどうの豚肉巻きと温野菜の暖かいサラダ仕立て。
これちょっとお弁当のおかずなんかにもいいかも。
オランダえんどうが大きく存在感があるので、こういうお料理にもできるのだなあ。

右上に移って、うめどりのみかん煮。
紀州うめどりってのは、紀州の梅酢を混ぜたえさで育てた鶏なのだそう。
そのえさが、何だか羨ましい…(笑)
その鶏が産んだ卵は、紀州うめたまごというブランドとなっているんだそうです。ほうほう。
で、鶏肉とかんきつ類の相性の良さは知られていますが、みかんと鶏でもいいのか~とこれは真似してみたい一品でした。

右は真鯛のポワレしらす入り白ワインソース。
関東では湘南の生しらすが有名ですが、関西では和歌山に食べに行くのかな。
しらすでも有名だったというのも初めて知りました。
ふっくらと美味しいポワレでした。

主食の部。
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右上は、紀州うすいえんどうとしらす入り五目炊き込みご飯。
紀州うすいえんどうもブランド野菜だそうで、ホクホクした食感はよいアクセントになっています。

柿の葉ずしはさけを頂きました。
関西は押し寿司ですよね、懐かしくて嬉しいです。

手前はかつサンドで、特に県産食材を使っている様子ではなかったのですが、パンコーディネーターとして「おっ」と思ったので。
こんな風に一人分ずつラップで包まれているのが、素敵な配慮だなあと。
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お陰で食べる時には乾燥せずに、しっとりとした状態で頂くことができました。
密かに嬉しがっておりました。

デザートの部。
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メロンは多分、ホテルの宴会場には必ずつきものなのかもしれませんが、主役はみかんと柿でしょう!
みてください、この柿の茶色さ!
一瞬遠目で見て、カットされたクロワッサンかと思ってしまった私を許してください。
平核無柿を木になったまま脱渋させる工程はとても手間がかかり大変なものかと思いますが、その甲斐あって、見事美味しい柿になっています。

みかんは味一みかん。
厳しい基準をクリアして出荷されるので、間違いなく甘いみかんです。

いや~すっかり美味しさに酔いしれましたよ。
ただ食べていただけではなく、和歌山県立医科大学宇都宮准教授の【和歌山果樹の機能性、日の丸弁当パワー】というとても興味深いプレゼンを聞き、これはおそらく90分くらいみっちりと別途講演の機会を設けていただきたいくらいの濃い内容でした。

続いて、先ほども登場した料理研究家 貝谷さんの野菜の機能性についても和歌山県産のものに焦点を当ててプレゼンを。

食べたり、スライドのメモを取ったりと結構忙しかったです(笑)

また、吃驚する嬉しい再会がありました。
なんと7,8年ほど前にお仕事をご一緒させていただいてた方も参加されていたのです!
食にとても詳しい方で、さらに食を追及されていく道に進んでいっているということも、また、気になっていた方なのでまたお会いできてとても嬉しかったです。

同じテーブルには他にも食に関するお仕事をされる方ばかりで、みなさん素敵でそれぞれの道を追求していらっしゃるなあと憧れてしまいました。

歓談中には音楽系アトラクションまで開催され、和やかでにぎやかな雰囲気につつまれていました。

最後は、プレゼント抽選会♪
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そこで、ななななんと!
このテーブルの右端にあるみかんひと箱5kgを当ててしまいましたー!
ありがとうございますー!

冒頭の写真のようにすでに色々とお土産を頂いているにおかかわらず、大変幸せ者でございます。
夫もきっと和歌山のみかんをこんなに食べられるなんて喜ぶだろうなあ。
ジュースも作り放題だし、鶏のみかん煮にも挑戦できるかなあ。

なんと、再会した方には柿が、私の左隣の方には豆詰め合わせが、となんだかテーブルで並んだ3人が何かしらに当たって盛り上がりました。

みかん5kgは持てないことも無いですが(笑)、雨ですし送っていただきました。
届いたみかんはこんな感じ♪

そんな訳で、和歌山県産の食材にたくさん触れ、これからもしばらくどっぷりと和歌山に浸る日々になりそうです。

今日・明日、JR恵比寿駅西口前でもJAグループ和歌山主催イベント「ココ・カラ。和歌山」は開催されているので、お近くにお越しの際は行ってみてくださいね。

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