モーニングブレッドとパンケーキ■堀井和子
堀井さんの本は色々買ってるのですが、パンを自宅で焼くようになってから一番お手本にしてる、彼女の本がこちらです。
マヨネーズと白ごま入り三日月パンのエントリーでも書いたように、全くパンを何処かで習ったことのない状態で読むと、まあ、どんなパンのレシピを大抵「むむ？？ 面倒くさいなあ」と思ってしまい、やってみた処で、かちかちのパンが出来上がるのが関の山なのではないでしょうか。（私だけ？）
でも、一旦どんな流派であれ、パン作りの工程を理解できるようになると、この本は面白いです。
特にアレンジ好きの私には、各レシピの「NOTE」がとても参考になります。
例えば食パンのNOTEには、「同じ型で山型パンを焼くときは、何ページのブレッチェンの配合で△△を●●に代えて・・・」など書かれていて、これだけでなくても他に応用がきくのです。
すべてのパンやパンケーキの写真は載ってはいませんが、工程の写真がポイントを押さえて判りやすく掲載されています。
また堀井さんの本らしく、「私の好きなもの」のミニエッセイやその画像が掲載されていて、堀井和子ワールドも一緒に楽しむ構成に。
他の堀井和子本とかぶるレシピも例によって多数ですが、これはこれで好きなので、大事に使っていきたい本です。
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