手づくりのパン-焼きたて・おいしい■竹野豊子
手づくりのパン―焼きたて・おいしいは、まだ、自宅で独学でのパン作りを目指していた頃・・・平成4年、と奥付には書かれています・・・、購入した本です。
手順ごとに丁寧な、把握しやすい写真が載っていて、「これなら、私も自宅で美味しいパンを焼けるかもしれない。焼きたてパンを楽しめるようになるかもしれない」と、夢見たものです。
しかし、根が不精な私は、いつも眺めるだけで、その内に最初のホームベーカリーをクレジットカードのポイントで入手してしまい、その後も眺めるだけの本になってしまいました。
丁寧なだけに、逆に「これだけのプロセスを経るのかー」と思ってしまった私。
ABCでパンをひとしきり習い、ようやくここ1年で自宅でも盛んにパンを焼くようになり、改めてこの本を引っ張り出してきて。
手順が、ABCでやってるのと似たような感じなので、馴染みやすく、かつて「これだけのプロセス」と思ったプロセスは、もう何気なくやっている事柄ばかり。
ボウルでの捏ね方は、ホームメイド協会のと似てる感じ。
39種類のレシピは、読んでいて楽しいです。
「馴染み深いパン」のカテゴリーは、バターロールから、イギリスパン、レーズンブレッドなどなど、「ちょっと変わったパン」では、プレッツェルや花巻、トマトバンズやキャロットブレッドなど野菜ソムリエになった今ではとても参考になるレシピから、まさに今はまりまくってるオニオンブレッドなどが。
また、「作ってみたかったパン」では、バタール(フランスパン)、デニッシュ類、ベーグルなどなど。
パンにあうおかずや、道具・材料についての解説などもあり、初めの一歩におすすめしたい本です。
いろんなパンを復習する傍ら、竹野さんの本のレシピにも挑戦してみなくちゃ。と思ってます。
この本は、その後、文庫本化されたようです。
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